家づくりコラム

1000万円くらいで土地を探してほしい。
その前に、資金計画の方法。

「ひとまず1,000万円くらいで土地を探してほしい」といったご相談をいただくことがあります。家づくりで最もたいせつなのは、資金計画です。失敗しないためには、土地代だけではなく、まずは全体の費用を把握しておくことが肝心です。

 

じつは最初に土地を決めてから家を建てると、思ったより資金が大きく膨らむ、ということが多々あります。ここでは自分でシミュレーションできる、資金計画の基本について解説します。

 

まずはこちらをご覧ください。

 

 

①自己資金 + ②援助資金 + ③住宅ローン = ④土地 + ⑤建物 + ⑥諸費用

 

 

これは、どんな家づくりでも変わらない資金計画の方程式です。

 

「①自己資金 + ②援助資金 + ③住宅ローン」 = 用意できる資金

 

「④土地 + ⑤建物 + ⑥諸費用」 = かかる費用 です。

 

土地にかけられる費用を知るためには、「用意できる資金」を知る必要があります。

よって「①自己資金 + ②援助資金 + ③住宅ローン」から解説します。

 

自己資金・援助資金・住宅ローン

①「自己資金」は、手持ちの現金のうち、住宅にかけられる資金のことです。

自己資金を知るためには、手持ちの貯蓄などを洗い出し、家を建てるために使える現金を算出します。住宅資金以外にも、教育資金のほか、老後資金も考慮して、住宅にかけられる金額を割り当てます。

 

②「援助資金」は、親や親類からの援助資金のことです。

親や親類からの「援助資金」を得て、家を建てるというケースは珍しくありません。家を建てることは一生の中でも一大事業ですから、相談にのってもらい、きちんと話をすることで、ゆとりがあれば親も協力したいと思ってくれるはずです。

 

③「住宅ローン」は、自己資金と援助資金を足して不足した分のことです。

つい「自分はいくら借りられるのか」で考えてしまいがちですが、教育資金、老後資金の貯蓄を考えたうえで、「月々の返済が可能な額」を「どれくらい払い続けられるか」でローン金額を決めるといいでしょう。サラリーマンならば定年退職までに返済し終わるのが理想的です。

 

信頼のおけるファイナンシャルプランナーによる、ライフシミュレーションもおすすめです。先々の収入と支出を細かく計算し、将来の見通しをたてることで、無理のない月々の返済額がわかります。どこの金融機関で住宅ローンを組むのが有利かなど、参考になる情報も得られます。

 

土地・建物・諸費用

④「土地」の費用は、最後に算出します。

土地にかけられる費用は、資金や費用を計算し、最後に弾き出します。

 

⑤「建物」の費用は、坪単価×建物の坪数です。

建物の坪単価は、住宅メーカーや工務店によって、また建物の仕様によっても異なります。問い合わせると、仕様に対するおおよその坪単価を教えてくれますので、気になるメーカーがあれば坪単価の平均を聞いて目安にすることをおすすめします。

 

⑥「諸費用」は、土地の購入とローンの手続きにかかる費用です。

諸費用とは、契約時の印紙税、不動産取得税、登録免許税や仲介手数料などで、土地にかかる費用と住宅ローンにかかる費用とがあります。現金で支払うものが意外に多く、費用に含めて考えておく必要があります。ファイナンシャルプランナーか金融機関に確認することで、おおよその諸経費は算出できるでしょう。

 

土地の予算1,000円が目安になる資金計画の例

失敗しない資金計画のためには、「自己資金・援助資金・ローン」から「建物・諸費用」を引いて、最後におおよその土地の価格を算出するのがおすすめです。シノザキ建築事務所では、建物の平均的な坪単価は約90万円、平均的な建物の大きさは35坪程度です。

たとえば土地の予算が1,000万円と算出される資金計画の例は以下の通り。

 

自己資金700万円+援助資金700万円+住宅ローン3,000万円=4,400万円

建物(90万円/坪×35坪)3,150万円+諸費用250万円=3,400万円

 

4,400万円−3,400万円=1,000万円

→1,000万円を中心にプラスマイナス10%以内の土地を探すのが安心なケースです。

 

 

 

ライフシミュレーションをご希望の方には、費用の一部をシノザキ建築事務所が負担した、ファイナンシャルプランナーへのご相談も可能です(一部お客様ご負担分もあります)。

シノザキ建築事務所では、家づくりのプロセスを、心から楽しんでいただくことを重視しています。最初にしっかりと資金計画を立て、その予算の中で、できることを最大限に実現できるようお手伝いします。ぜひお気軽にご相談ください。

 

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