2024年 年頭のご挨拶

1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により亡くなられた方々とご家族の皆様に心からお悔やみを申し上げます。また、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 

新年おめでとうございます。

シノザキ建築事務所は、私が独立して事務所を立ち上げてから、7月で18年になります。設計事務所であり、工務店でもある、という今の形態にしたのは、独立して2年後。そこから、決して多くはない棟数ですが、お客様方とコツコツと家づくりをしてまいりました。

当初から大切にしてきたのは、「家はお客様と一緒につくるものだ」ということ。そこに暮らす人を思いながらプランをご提案し、プラン上で暮らし方までを想像していただけるような打合せ(生活提案)をしていくということです。

更に、自社大工による丁寧な施工もシノザキ建築事務所の特徴。現在、棟梁は3名、若手大工1名、2名ずつの2チームに現場を任せていますが、今年は少し増員し、今いる棟梁達のスキルを受け継いでくれるような人材を育てたいと思っています。

実は、住宅先進国といわれるドイツなどと比較すると、日本の家づくりはかなり遅れています。私共は北国の札幌市を拠点にしていることもありますから、環境を考慮した高性能な家づくりを率先して進めていかなくてはならない使命を感じてきました。性能面でとにかく安心・安全な家をつくることが、シノザキ建築事務所が今後も続けていくべき課題と捉えています。

住まう人が「この家に守られている」と安心できること。

数値で確認できる断熱性能、気密性能、耐震性。建築資材が高騰するなか、これらを高いレベルで維持するのは厳しいことではありますが、それを続けることがやはり大切なのだと信じております。

昨年、特許を取得した「ラディアント・サーキュレーション住宅」は、シンプルな仕組みで、エネルギーを無駄なく家の中で使えるように考案いたしました。

家に求める理想はさまざまと思いますが、今後もお客様にとってのメリットを大切にした家づくりを、スタッフと共にご提案してまいりたいと考えております。

今年も宜しくお願い申し上げます。

代表取締役  篠崎 廣和

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