星霜【せいそう=とき】をかさねて集う二世帯の家
濃色のガルバリウム鋼板と道南杉との張り分けが落ち着いた個性を醸している3階建て。Yさんご夫妻と、お父様がお住まいの2世帯住宅です。
最初は元の家を生かせないかと、大手メーカーのリノベーション住宅を見学しましたが「期待しているものと全然違う仕上がりだな」と感じたそう。そこで建て替えに絞って、数社にプランを相談しましたが、「なるべく世帯のフロアを分離したい」「車を3台駐めたい」などの希望に、住宅会社から「全ての希望を叶えるのは無理」と言われ、そんなとき、知人から紹介されたのがシノザキ建築事務所でした。「半分諦めていた私たちに、篠崎社長から『わかりました、私のアイディアで解決しましょう』と言われたときには感動しました」と、当時を思い出すように語る奥さま。
さらに、天然木を主体にしたシノザキの家の、センスと暮らしやすさの目線が隅々まで行き届いたデザインも、まさにご夫妻にとっては理想でした。3階建てにすることで駐車スペースの問題を解決。1階はお父様の、2・3階はご夫妻の住まいと分けた2世帯住宅が誕生しました。「最後まで別の会社と迷いましたが、シノザキさんの柔軟な対応とデザインが良かったのが決め手となりました」と奥様はおっしゃいます。「木のことや家のつくりについて、また資金のこともいろいろと分かりやすく教えてくれて本当に勉強になりました」
多忙なご主人は、「妻の選ぶことに関しては、何も心配がありませんから」と奥様に全幅の信頼を寄せていらっしゃいます。お父様も、篠崎社長から家づくりについて説明をしてもらい、「こちらの話を聞いてくれそうだな」と好感を持ったといいます。建築に関しては知識のあるお父様も、完成したマイホームを見たときはそのレベルに驚いたとか。「建て替え前はどこも寒かったのですが、今日、こうして中に入ってみるととても暖かいので、この先安心して暮らせそうです。それに、前はなぜか川に面した方向に窓がなかったのですが、新居にはちょうど良い位置にあるので、川や木々、反対側にある山々の景色を眺められるのがうれしいですね」と。
「我が家にある桜の木も、これまで家の中からは見えなかったんですけれども、今年は窓からお花見を楽しめます」と、うれしそうに話してくださいました。
※シノザキの低エネルギー住宅について、詳しくは「3LOWの家づくり」もご覧ください。
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