森の栖
紡葉の家
~tsumugiha~

遠くに山並みを望む「紡葉の家」。紡は繊維をより合わせて太い糸をつくる事。家族が時間や想いを共有し、物語を紡いでいくベースとなるのが「家」という場。その家づくりのお手伝いができる事にはいつも感謝です。
「紡葉の家」は、受け継いでいきたい地元の素材、共感する物など、オーナーご家族の「大切にしたい何か」がちりばめられた、まさに物語を感じる家です。機能面でもエネルギー自立型住宅をめざし、天然ガスを利用したエコジョーズ + コレモ、太陽光発電 + 蓄電池を採用。家電の一部は蓄電池に貯められた電気を利用。また、コレモ可動時に発生する排熱を暖房として利用しながら、玄関前のアプローチ部の雪を融かすロードヒーティングとして最後まで徹底的に使います。
低温の床暖房方式スラブヒーターに加え、ペレットストーブという暖房の更なる選択肢を設けたのは、炎のゆらぎをみつめながら過ごすひとときの為に。床面積の大きさに対して、ランニングコストはかなり抑えられているようです。
□竣工/2019年3月
□構造規模/SE構法 木造2階建
□延床面積/202.71㎡ (61.32坪)
□主な仕上げ
[外部]
・ 札幌軟石
・ 塗り壁オメガ
・ 道南杉ウッドロングエコ仕上
・ 窯業系タイル
・ ボンデ鋼板
[内部]
・ ブラックチェリー無垢フローリング
・ クルミ無垢フローリング
・ 道南杉
・ クルミ三層合板
・ モールテックス
・ ゼオライト塗り壁
・ 珪藻土塗り壁
・ 窯業系タイル
・ 札幌軟石
□暖房・換気/スラブヒーター + ペレットストーブ、第3種換気システム
□断熱/ウッドファイバー + 高性能付加断熱材(遮熱アルミ面材付)