森の栖
サハラ工業舎宅
スギ材の板壁が建物正面を覆い、ゲートのようにも砦のようにも⾒えます。でも家人は至って明るく、砦を築くタイプではありません。この不思議なネーミングから、室内は無機質な古い工場のイメージ?かと思えば、無垢材と塗り壁のラフで温かな感触に満ちています。
突如現れるモロッコ風な壁や、素敵なカフェを思わせるコーナー、そしてどこか懐かしい雰囲気の照明たち…。それぞれが主張しながらも、渾然一体となって独特な雰囲気を醸し出します。
雑誌等への掲載やテレビへの登場もあり、その取材時にお邪魔させていただくと、素敵な設えをされていて、家での暮らしを楽しんでいらっしゃるご様子が感じられます。
階段途中の掘り炬燵風カウンター、ロフトへの梯子など、楽しい場所が盛りだくさんのワンダーランドです。
□竣工/2016年
□構造規模/木造2階建
□延床面積/126.75㎡(38.34坪)
□主な仕上げ
[床]:ウォールナット無垢フローリング
[壁]:ゼオライト塗装など
□暖房方式/ペレットストーブ
□暖房方式/オリジナル第三種換気方式
□断熱/ウッドファイバー + 高性能付加断熱材(遮熱アルミ面材付)
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