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【注文住宅の重要ポイント】”きれい”な住宅5つの法則 その1

2012.12.18 -

「どうしてあんなにきれいな外観(内観)デザインになったんだろう」
という家、みたことありませんか?この章に入る前に、まず最初にお話しておきたいことがあります。

あなたがこれから建てる自分の家は、当然センスのいいデザインで、自分でも満足できるものの方がいいに決まっています。でも、建築でよくありがちな奇抜なデザインで目を引くことに集中しすぎている設計があることも認識しておかなければいけません。決してデザインだけに偏ってはいけないということです。住宅においてはデザインは機能があって初めて本物のデザインだといえます。

しかし実際問題として、デザインに関しては、プロではないあなたが発想するのは難しいことです。依頼している設計士がデザイン的にも機能的にもセンスのいいデザインであなたの満足するものを提供してくれればいいのですが、なかなかピンとくるものを出してくれないこともあります。
しかし、そんなときにあなたがこの5つの法則を知っていることがきっかけで、設計士もちょっとしたひらめきになりそのアイデアが納得のいくものであったりすることも多いと思います。(実際に私もお客様との会話の中から発想が生まれてくるという経験を何度もしております)

その法則とは、、、

①あなたは過去に一度くらいこんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。
「黄金比」 = 1:1.618


名刺の縦横の寸法比や、パルテノン神殿(高さと底辺の比が1:1.618)やピラミッドの建築寸法(高さと底辺の1辺の長さが1:1.618)、自然界にも多数存在します。人間にとってもっとも安定し、美しいと感じる比率です。確かに安心する感じがします。(興味のある人は、検索で「黄金比」と入力すると詳しい説明が見れます)

たとえば、外観を色分けするとき(モルタル+タイルなど)、道路からみた時に2種類の外装材が見えます、そのときの割合を「黄金比」に近くすると安定した美しい外観になることが多いのです。(例えば外装材の吹付:タイルを1:1.618位にする。あまり正確さにこだわらなくていいです。だいたいでいいのです)ちなみに3種類の外装材を使うのはかなりの難度!(窓枠や柱型、ワンポイントで使用する部材は別です)プロにおまかせです。

建物の外形に関しても同じです。建物は基本的に道路側から見られることになります。

そのときに道路から見た建物の幅(2階部分の幅と1階部分の幅の割合を1:1.618くらいにする)が黄金比に近ければやはりバランスのいい建物に見えるのです。

内観も同じです、リビングのテレビ背面に木や疑石を貼ったり、内装用の塗壁やタイルを施したりするときに、ある一面の壁面を見たときに壁紙とアクセントの割合をほぼ黄金比くらいにします。このバランスが見た目に美しいということになります。

下の写真:例えば壁面のタイルとクロスの比率を1:1.618位にする。

長~い“クライミングウォール”のある家

2012.12.11 -

11月に完成見学会をしたお家です。

すっかりとOさんMさん家族の(2世帯)色に染まっていい空気感が漂っていました。いい感じです。

このおうち、クライミングウォールが家の中に!?

なんとその長さは6メートル!!

プラスチックや石などではなく、

ウォールナットやナラ、ニレ・・・25種類の木を使ったアイデアでご提案しました。

旺盛な好奇心のその名も「旺太くん」!

早速クライミングウォールに挑戦中です。

 

【注文住宅の重要ポイント】テレビの変化で設計の仕方も変化

2012.11.22 -

テレビの配置について

ここでテレビのことについてお話したいと思います。
なぜわざわざこのテーマを取り上げたかというと、一般的に家にいる時間の中でテレビを見ている時間が長いから。テレビのある場所で家族団らんすることが多いからです。
そしてもう一つ、住宅設計の仕方も少し変わってきたからです。

新しくテレビを購入する場合、もうほぼ100%といってもいいくらいの比率で、薄型のテレビに切り替えるのではないでしょうか。さらに、家の新築を機にテレビを新しくするとともに、大画面の薄型にしたいと思っていらっしゃる方も多いと思います。

Point 3-1でも触れましたが、テレビも同じで、まずは、大型家電屋さんにテレビを見に行きましょう。電化製品というのは半年たてば価格も仕様も変わっているし、結構アッと驚くような製品や便利なものがあるので、私は定期的に時間をかけてみるようにしています。

ただ、あなたがテレビを見に行くときは、特に以下の点を注意したほうがいいと思います。
① 大型家電屋さんのような、太陽の光が入ってこない蛍光灯だけの明かりでテレビを見る状況と、家に設置して見る状況は違うということ(実際には直射日光が入ってくる居間などに設置するほうが見えにくい)を理解しておく。テレビの対面が窓で、窓に背中を向けてソファを置くというケースはかなり見えにくくなります。
② プラズマテレビと液晶テレビの画面の反射具合を確認しておく(一般的にはプラズマのほうが液晶より反射率が大きい=見えにくい)
③ 大型家電屋さんは結構広いところにテレビを置いてあるので、家の中に置くとテレビ自体が思ったより大きく感じることを理解しておく
④ テレビと目の位置までのちょうど良い距離を測っておくこと
これを間違えると、最近はテレビ画面の下の方に字幕が出ることも多く目の悪い人はかなり見づらいです(一般的にはテレビ画面の高さの3倍くらい
お客様の家でもありましたが、人間は環境に慣れてしまうという特性のため「この見え方が普通だと思っていたんだけど」という人が多いのには少し驚きます。(実際はかなりの映りこみがあって見えにくい)
そうなると当然テレビの配置が重要になってくるのですが、テレビは昼間の明るい時間帯にも結構見るというお宅は、テレビ対面の壁になるべく窓をつけない設計にするか、つけても小さめの窓で反射を避けられる位置に設置するようにしましょう。

あなたがチェックできるテレビの位置と窓の寸法
まず平面図上に自分や家族が座る場所の目線の位置、テレビを置く位置、窓の位置をおおまかでいいので直線で結んでみましょう!(テレビの画面を仮に鏡だと思って書くとわかりやすいと思います)
リビングダイニングの部分的な平面図ですが〔図E〕〔図F〕をご覧下さい。
〔図E〕

 

あなたが上記のことをすでに理解したうえで建築業者に確認すること

「このテレビの位置だと画面が見えにくそうだけど、昼間でもはっきり見えますか?」(ちょっと意地悪な質問かもしれません!)

あなたにもチェックできるプロの設計ポイント

最近の薄型テレビの場合は、特に以下の点に注意をはらう
① そのポイントは、テレビの位置、人の目の位置、窓の位置の3つ。
② 当然テレビを置く背面は壁が必要になりますが、テレビの横に見える壁は20cm以上残っていたほうが見た目に落ち着くし、そのほうが美しい。
(どこかの壁の端にぎりぎりにつけないということです)
③ テレビ周りに置くものも把握しておき(DVD、ビデオ、ミニコンポ、DVDやCDなどのソフトなどは増えていくことを考えて計画する)どのような収納方法にするかも決めて設定する。
(テレビと付属の収納ラックは、ソフトをたくさんお持ちの方にはお勧めできません。収納を設けた造りつけ家具などで検討したほうが、すっきり美しく収まります)
テレビの置き方は結構難しいのですが、将来配置換えすることがあまりないことを考えるとしっかり考えておきたいところです。
しかし、あなたの家庭がテレビよりも日当たりを重視するとか、ほとんどテレビは見ないなど、ほかに優先することがあれば当然優先順位が上位のほうが採用されることもお伝えしておきます。

2012.11.12 -

昨日、おとといで新琴似で開催いたしましたクライミングイウォールの家、完成現場見学会は

おかげさまでたくさんのご来場をいただきました。

ご来場頂きましたお客様には感謝いたします。ありがとうございました。

また、ご協力いただきましたO様、M様、ご家族の皆様、重ねて御礼申し上げます。

大家族ファミリーの明るい声で、温かさがおうちの中に充満しておりました!

私たちが家作りのお手伝いをさせていただくことで、笑い声のたえないお客様がたくさん

増えていくことを願って、、、

 

【注文住宅の重要ポイント】快適・便利な暮らしのためには家具の大きさ・デザインから 

2012.10.24 -

間取りの前に家具!

建築業者や設計者とプランの話を進めると、ほとんどの場合「どんな部屋が必要ですか?」「部屋の大きさは何帖にしますか?」「書斎はどうしましょうか?」「ママさんコーナーは?」なんてありきたりの質問しかされないことが多いのです。
(何帖ほしいですか?なんて質問を良くわからない素人にするのはナンセンス!部屋の広さもプロが聞き取りをした上で提案するものであると思うのですが、、、)

ここでちょっと考えてみてください。
「何帖ほしいですか?」みたいな聞き取りで出来上がったプランに、前項のポイントでお話した通路幅を取りながら、後から冷蔵庫を設置したり、気に入った食卓テーブルを置こうとすると、どこかが狭くなったりはしませんか?
ちょっと変な感じにずらして置かなくてはいけなくなったり、場合によっては何かが置けない!という場合がでてくるのです。
〔図D〕をご覧ください。

たとえばある設計図に家族6人が住むための、6人座れるソファ、6人用の食卓テーブルを入れただけでもどうしても不具合が出てきます。(図の斜線部など)
決められた空間に好きな家具を入れてみたら問題が出てきてしまったひとつの例です。
(6人で使用するリビングダイニングは14帖ではダメです、ということではありません。あくまでも置く家具との兼ね合いによっては不都合が出るという例です)
引渡しの際には家具や生活雑貨など何もない状態でこの家の住人となります。そのときは当然満足していることでしょう。けれども、いざ気に入った家具を入れて住みはじめたら、いろんな不満が生じてくる。その多くの原因が家具と間取の関係にあるのです。

あなたにもチェックできるプロの設計ポイント

1、 家具、家電などのインテリアから考える空間(大きさ)づくりをする
2、 あなたが持ち込む家具をすべてリストアップし詳細にサイズを測る
3、 あなたが気に入った購入したい家具もあらかじめ把握する
4、 その購入予定の家具をすべてリストアップし詳細にサイズを確認する
5、 2、4、のサイズを元にプランを作成する

そしてあなたは、出来上がったプランに自分で家具を書き入れこれからお話しすることも含めて「チェックする→問題に気づいたら、問題点を伝えて修正していく」を繰り返してください。

何回かプランを練り直すことになると思いますが、基本的にはチェックして伝えるの繰り返しです。重要なことはあなたが確認するということです。
あなたが確認することで、修正プランを作るのに的確な指示が出せるはずですし、設計者との意思疎通もかなりスムーズに行えます。

繰り返しますが、家具の選び方、置き方というのが、間取にも影響するとても重要な要素なのです。
といっても、今現在家にあるものなら実際に目の前にあるので大きさも雰囲気もわかりますが、購入予定の家具なんて大きさやイメージがわかりにくいですよね。
ということで、ぜひプランを作る前に家具屋さんに行ってみましょう!
家一軒建てるのですから、事前に下調べしておくことは大切です。

<どんな基準で決めるのかは超簡単!後述の誰でも書ける「モノリスト」で詳述します>

ちょっと大きな家具屋さんに行くとたくさんの家具が所狭しと並んでいるし、実際に見てみると、かなりの種類があり、家具ひとつ決めるのにも結構時間がかかるはずです。でも真剣にマイホームを考えているあなたなら、気に入った家具が必ず見つかります。
ここで家具を先に決めることで、もうひとついいことがあります。それは、家具の予算を立てられるということです。ほとんどの建主が建築費と諸費用はある程度把握するのに、家具、家電の予算までしっかり立てないのです。

プランも決まり、建築が始まると、「さあそろそろ家具でもきめに行くか」と、実際に家具を見に行くと、思ったより高かったり気に入ったものを選ぶと新たにローンを組むなんていう話もよくある話です。

ぜひ家具、家電から決める間取作りにチャレンジしてみてください。

注)このポイント3は「7つの法則」の中でも最重要なので、超簡単!誰でも書ける「モノリスト」が付録としてついておりますのでフル活用してください。
付録 超簡単!誰でも書ける「モノリスト」.xls