Blogブログ

斜めの家

2016.09.07 -

_21

そろそろ夏も終わりかと思えばまた暑い。しかし秋の気配はなんとなく感じる。

弊社に木製玄関ドアを納品して頂いているm.a.pさんから、ニセコにある「斜めの家」を見に来ないかとのお誘いを頂いた。「斜めの家」と言えば、北海道を中心に長く活躍された建築家、倉本龍彦先生の作品である。

そういえば、ニセコへは野菜の買出しに毎年必ず行っている。
時には日帰り温泉に入ったり、美味しいランチを楽しみながら、道の駅ビュープラザで野菜を買い、
その後余市へ出て柿崎商店で魚を仕入れるというパターン。
いつもの年より早い時期だが、折角の機会なので見学のついでに買い物もしてこようという事になった。

倶知安駅を右手に見ながら昆布温泉に向かうと、見えてきた!!
外観は通りすがりに見た事があったのだが、あらためて見ると本当に斜めである。すごい・・・

_31

この不均衡のバランスが、ニセコという自然豊かな景観にとけ込み、見事な美しさを醸し出している。
すでに北海道を離れて暮らす倉本先生ご本人が、夏の一時期を過ごしにいらしていて、
人間味のある興味深い話を色々と聞かせてくれた。

斜めの家は、「地面に斜めに突き刺さる金属」をイメージしたものらしい。
やってみたくても、無理かとあきらめてしまいそうなものだが、そこが凡庸に非ずという事か。

_41

築40年ほど経っても色あせない魅力を感じさせる住まい。
時代が変わっても変わらないものが建築にもあるはずと、先生の話を聞いてあらためて思った。

人に興味を持ち、考えや感覚を想像し、カタチとして具現化する、そこにデザインの美しさや機能美を加えていく。
建築のベースにあるのは、思いやりや優しさであるべきだろう。

_51

今までも沢山の家づくりをお手伝いしてきたが、また原点に帰り、
しっかりと基本を心と腹に落として、また次の家づくりに生かしていきたいと思う訪問であった。

仕入れてきた野菜は順調に消費中である。

古き良き…

2016.08.09 -

「本物の自然に帰る。昔人の知恵に帰る。」

先週末開催の完成見学会、初日終了後にアップした記事を「NEWS」欄にアップしてしまいましたので、「ブログ」に移動させます。沢山のお客さまにお越し頂き、見学会は大盛況!有難うございました。

ところで、冒頭の言葉は弊社のキーワード、起業した頃に思い浮かんだ言葉です。

住宅メーカーを退社し独立、これからどんな家をつくっていこうか…という時に考えたのは、本物の自然素材をセンスよく使い、飽きがこなく、決してデザインだけに走らない事。

更に北国の気候風土に合った家、風通しや採光などは、昔の人が考えた建築から学ぶ事も多く、それらと現代の設備、機能、デザインなどをうまく融合させたものをつくっていくべきだと。

今までの経験から良いものを見極め、これからも家づくりを通しての暮らし提案・発信をしていきたいと思います。

1棟1棟、お家が完成する度にお客さまと喜びを共にし、一緒に感動する。

その積み重ねをこれからもしっかりと続けていきます。

_1050303

 

 

 

 

 

セッティングも終わり、、、

2015.11.20 -

あすは今年最後のオープンハウスです!

目線の変化を楽しむスキップフロアをうまく生かしたソノケリン+ウォールナット+くるみの床材のおうちができました。

_1040589

ワンチャン専用のシャワールーム、おしっこスペース、就寝スペースもあるワンチャン快適仕様でもあります。

今回初めて札幌軟石を土間床につかいましたが、なかなか綺麗ですね!

あす、明後日両日の10時から17時までオープンしておりますので是非見学にいらしてください。

スタッフ一同お待ちしております!

なお、たくさんの読者にお楽しみいただいたコーディネーターのブログ「幸せな家づくりのレシピ」は材料を温め中で(もりだくさんになってきました)再びの登場までもうしばらお待ちくださいね!

断熱の話

2015.11.17 -

11月も後半になりまして寒くなってきましたね。

わたしたちのいえづくりも年末に向かって完成するおうちが増えてきて10月より見学会ラッシュとなりたくさんのお客様にご来場いただきました。

ご来場いただきましたお客様に心から感謝いたします。

さて、今回のブログは性能のおはなしです。

完成現場でかべの中も見えないのに性能のお話をしてもピンと来ないのではと思いこちらで語らせていただきます。

11月に入り見学会であるお客様からこんな問いかけがありました。

「なんでシノザキさんのところはペレットストーブ一台でそんなに暖かい家になるんですか?」

いままでの数百棟お手伝いさせていただいた住宅建築でわかってきたことがあります。(住宅建築は奥が深い!)

それは、ある一定以上の高断熱化をはかると、小エネルギーの熱だけで家の中全てが温度差がほとんどなくあたためることができるんです。

境目なく高断熱にすることはイニシャルコストがかかりすぎて現実的ではなくなります。

それなら、イニシャルコストをかけすぎずにちょうどいい境目(健康的な快適さとランニングコストを抑えられることの両立ができる)を設定することがお客様にとってとてもメリットがあることではないかと。そこでそのちょうどいいところ(イニシャルを多少かけても10年以内に回収できるラインが私の基準ですが)をいろいろな工夫をして進化させてきました。

いくつかの工夫があるのですが少しお話すると

①断熱材にウッドファイバーを使用しております。(シノザキのいえは特注で105㎜を作ってもらっています)

これは蓄熱性の高い断熱材で高性能GWの約3倍の熱容量(蓄熱性)があります。

IMG_4256

②それを遮熱性能の高い両面アルミ箔で挟まれたウレタンもしくは発泡ポリスチレンで覆うことが大切。60㎜以上。断熱性を単に高めるだけではなく温めたものを逃がさないし、外側面もアルミ箔ついている断熱材のおかげで夏も涼しく快適。

IMG_3745

③次に家の中の空気の流れを読むことが重要です。冬場には熱源の位置とその熱がどんな風に家の中で動いているかを考えないといけません

。これには換気システムと家の中を空気がうごいてくれるいろいろな工夫(建築的な間取り、吹抜などの工夫や開口部の工夫。シーリングファン

や換気システムなどの機械的な工夫)が必要です。

IMG_9188

④無垢の床材やぬり壁などを標準的にオススメしているのは人がその素材感を感じられる快適さはもちろんのこと、

自然素材はその相乗効果として熱の保持、吸放湿をしてくれる(人が快適に感じられるように調整してくれる)のです。

そこにも塗装にリボスを使用するなどこだわりもあるのですが、、、

IMG_1861

今時の家はどんな家でも冬暖かい、ハウスメーカーだから暖かいと一律に考えるのはどうなのでしょう。

建物は炊けばあたたかいのは然るべきということですよね。

 

他にも、C値(気密性能・施工精度=丁寧な仕事である程度の数値が望めます)や換気システムなど重要な要素もありますが

奥が深く長くなるのでまた次回に!

 

今週末の土日も手稲富丘と清田区里塚で見学会です。お会いできるのを楽しみにお待ちしております。

私はきっと富丘ですなヽ(*´∀`)ノ

きがすき いえがすき けんちくがすき

私ももっとこんな素敵な家を建ててみたい!こんな家をデザインしたい!
とにかく建築好きな人を募集します!
JWを使える人はなおいい!「しのカフェ」に一度遊びに来てくださいね!

_1040382

次回の「しのカフェ」は12/6(日)10:00~17:00 予約制です!

 

シノザキ建築事務所  代表 篠崎 廣和