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【注文住宅の重要ポイント】快適・便利な暮らしのためには家具の大きさ・デザインから 

2012.10.24 -

間取りの前に家具!

建築業者や設計者とプランの話を進めると、ほとんどの場合「どんな部屋が必要ですか?」「部屋の大きさは何帖にしますか?」「書斎はどうしましょうか?」「ママさんコーナーは?」なんてありきたりの質問しかされないことが多いのです。
(何帖ほしいですか?なんて質問を良くわからない素人にするのはナンセンス!部屋の広さもプロが聞き取りをした上で提案するものであると思うのですが、、、)

ここでちょっと考えてみてください。
「何帖ほしいですか?」みたいな聞き取りで出来上がったプランに、前項のポイントでお話した通路幅を取りながら、後から冷蔵庫を設置したり、気に入った食卓テーブルを置こうとすると、どこかが狭くなったりはしませんか?
ちょっと変な感じにずらして置かなくてはいけなくなったり、場合によっては何かが置けない!という場合がでてくるのです。
〔図D〕をご覧ください。

たとえばある設計図に家族6人が住むための、6人座れるソファ、6人用の食卓テーブルを入れただけでもどうしても不具合が出てきます。(図の斜線部など)
決められた空間に好きな家具を入れてみたら問題が出てきてしまったひとつの例です。
(6人で使用するリビングダイニングは14帖ではダメです、ということではありません。あくまでも置く家具との兼ね合いによっては不都合が出るという例です)
引渡しの際には家具や生活雑貨など何もない状態でこの家の住人となります。そのときは当然満足していることでしょう。けれども、いざ気に入った家具を入れて住みはじめたら、いろんな不満が生じてくる。その多くの原因が家具と間取の関係にあるのです。

あなたにもチェックできるプロの設計ポイント

1、 家具、家電などのインテリアから考える空間(大きさ)づくりをする
2、 あなたが持ち込む家具をすべてリストアップし詳細にサイズを測る
3、 あなたが気に入った購入したい家具もあらかじめ把握する
4、 その購入予定の家具をすべてリストアップし詳細にサイズを確認する
5、 2、4、のサイズを元にプランを作成する

そしてあなたは、出来上がったプランに自分で家具を書き入れこれからお話しすることも含めて「チェックする→問題に気づいたら、問題点を伝えて修正していく」を繰り返してください。

何回かプランを練り直すことになると思いますが、基本的にはチェックして伝えるの繰り返しです。重要なことはあなたが確認するということです。
あなたが確認することで、修正プランを作るのに的確な指示が出せるはずですし、設計者との意思疎通もかなりスムーズに行えます。

繰り返しますが、家具の選び方、置き方というのが、間取にも影響するとても重要な要素なのです。
といっても、今現在家にあるものなら実際に目の前にあるので大きさも雰囲気もわかりますが、購入予定の家具なんて大きさやイメージがわかりにくいですよね。
ということで、ぜひプランを作る前に家具屋さんに行ってみましょう!
家一軒建てるのですから、事前に下調べしておくことは大切です。

<どんな基準で決めるのかは超簡単!後述の誰でも書ける「モノリスト」で詳述します>

ちょっと大きな家具屋さんに行くとたくさんの家具が所狭しと並んでいるし、実際に見てみると、かなりの種類があり、家具ひとつ決めるのにも結構時間がかかるはずです。でも真剣にマイホームを考えているあなたなら、気に入った家具が必ず見つかります。
ここで家具を先に決めることで、もうひとついいことがあります。それは、家具の予算を立てられるということです。ほとんどの建主が建築費と諸費用はある程度把握するのに、家具、家電の予算までしっかり立てないのです。

プランも決まり、建築が始まると、「さあそろそろ家具でもきめに行くか」と、実際に家具を見に行くと、思ったより高かったり気に入ったものを選ぶと新たにローンを組むなんていう話もよくある話です。

ぜひ家具、家電から決める間取作りにチャレンジしてみてください。

注)このポイント3は「7つの法則」の中でも最重要なので、超簡単!誰でも書ける「モノリスト」が付録としてついておりますのでフル活用してください。
付録 超簡単!誰でも書ける「モノリスト」.xls

ネットゼロエネルギーハウス着工しました。

2012.10.19 -

ベースコンクリート施工の様子

国からの助成金を補助していただいて(経済産業省)ネットゼロエネルギーハウスが先日着工しました。

太陽光発電で生まれるエネルギー=毎日の生活で使うエネルギーを概ねゼロにする家作りです。

HEMS(ヘムス)など、エネルギーを見える化するモニターなどもついて、節約しなくては!思うのでは!?気にしすぎるのも疲れてしまいますので、ほどほどに(汗;)

こちらは現在基礎工事中!今月末には上棟します。

全国で600棟あまり、北海道でも数少ない認可だったようですね。

私たちも最良の方法を探りながら、ひとつひとつの工程を確認して進めてまいります。

M様、今回の建築にご協力頂きありがとうございます。

 

【注文住宅の重要ポイント】図面を見る時の大事な寸法「最低78センチ」

2012.10.01 -

前回書いた「52センチ」と同じように、この数字もプロ側は当たり前と思ってはいても、建主であるあなたにわかりやすく伝えることはないと思います。

「78センチ」とは、人がすれ違うのに最低限必要な幅です。基本的にこの寸法が確保できていないプランの場合、理由があって説明できる場合を除いて、提案としてはかなりレベルが低いと思って良いと言えます。

図をご覧ください。

図たとえば、キッチンからダイニングへの通路幅は、一般的な在来工法でしたら

通路の有効寸法=364センチ(壁の芯々)-13センチ(壁厚)-270センチ(キッチンサイズ)-2センチ(タイルや余裕寸法)=79センチになります。

ここに当てはまる場合としては、キッチン~食事スペースの通路、階段幅、廊下幅などです。

前回の「52センチ」と何が違うのかというと、今回の78cmという寸法は「人がすれ違う通路」であるということです。(常時ベッドの横を人がすれ違うことは、あまりありませんよね。だからベッドの横は人が歩くのに必要な「52センチ」をとります)

最低ということなので広い分には問題ありませんが、ここもほどほどがちょうどいいのです。少し大きな家であれば、できれば90~104センチとれるとゆったりした感じになります。

(基本は家全体の大きさに合わせて調整するということになりますが、前回のキッチンとの違いは、その場所に人が停滞している時間が違うので無理に104センチとることはありません)

ですからたとえば家族が多い、予算に余裕があるという人は1メートルくらいとれるとかなりゆとりが出てきて使い勝手も良いでしょう。

まずこの数字「78センチ」という寸法も、ある程度頭の中に入れておきましょう。

注)これも8割方当てはまる標準的な寸法ですが、住む人の体の大きさによって多少違います

あなたが建築業者に確認すること

「ここの通路ちょっと狭そうだけど、正確には何センチですか?」

あなたにもチェックできるプロの設計ポイント

「置く(予定も含めた)家具から考える、その上で人が通る寸法もいつでも押さえて、ちょうど良い空間をつくる」