「どうしてあんなにきれいな外観(内観)デザインになったんだろう」
という家、みたことありませんか?この章に入る前に、まず最初にお話しておきたいことがあります。

あなたがこれから建てる自分の家は、当然センスのいいデザインで、自分でも満足できるものの方がいいに決まっています。でも、建築でよくありがちな奇抜なデザインで目を引くことに集中しすぎている設計があることも認識しておかなければいけません。決してデザインだけに偏ってはいけないということです。住宅においてはデザインは機能があって初めて本物のデザインだといえます。

しかし実際問題として、デザインに関しては、プロではないあなたが発想するのは難しいことです。依頼している設計士がデザイン的にも機能的にもセンスのいいデザインであなたの満足するものを提供してくれればいいのですが、なかなかピンとくるものを出してくれないこともあります。
しかし、そんなときにあなたがこの5つの法則を知っていることがきっかけで、設計士もちょっとしたひらめきになりそのアイデアが納得のいくものであったりすることも多いと思います。(実際に私もお客様との会話の中から発想が生まれてくるという経験を何度もしております)

その法則とは、、、

①あなたは過去に一度くらいこんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。
「黄金比」 = 1:1.618


名刺の縦横の寸法比や、パルテノン神殿(高さと底辺の比が1:1.618)やピラミッドの建築寸法(高さと底辺の1辺の長さが1:1.618)、自然界にも多数存在します。人間にとってもっとも安定し、美しいと感じる比率です。確かに安心する感じがします。(興味のある人は、検索で「黄金比」と入力すると詳しい説明が見れます)

たとえば、外観を色分けするとき(モルタル+タイルなど)、道路からみた時に2種類の外装材が見えます、そのときの割合を「黄金比」に近くすると安定した美しい外観になることが多いのです。(例えば外装材の吹付:タイルを1:1.618位にする。あまり正確さにこだわらなくていいです。だいたいでいいのです)ちなみに3種類の外装材を使うのはかなりの難度!(窓枠や柱型、ワンポイントで使用する部材は別です)プロにおまかせです。

建物の外形に関しても同じです。建物は基本的に道路側から見られることになります。

そのときに道路から見た建物の幅(2階部分の幅と1階部分の幅の割合を1:1.618くらいにする)が黄金比に近ければやはりバランスのいい建物に見えるのです。

内観も同じです、リビングのテレビ背面に木や疑石を貼ったり、内装用の塗壁やタイルを施したりするときに、ある一面の壁面を見たときに壁紙とアクセントの割合をほぼ黄金比くらいにします。このバランスが見た目に美しいということになります。

下の写真:例えば壁面のタイルとクロスの比率を1:1.618位にする。