代表の篠崎です。

先週末の『テガラランの家』の完成見学会にはたくさんのお客様にご来場いただきまして本当にありがとうございました。

ペレットストーブ暖房の見学会での質問に「ペレットストーブ一台で暖房して本当に真冬は暖かいのでしょうか!?」と聞かれることがよくあります。

北海道の暖房器具はひと昔前は輻射板付灯油FFストーブで、リビングに家族が集まってテレビを見たり食事をしたりなんていう生活スタイルでした。その後建物の断熱性能(+気密性能)が上がってくると金属で作られたパネルヒーターを家の中に点在させて分散型の熱配置となりどこにいてもほどほど寒くない家づくりが台頭し始め「どこにいても暖かい!さすが北海道の家は快適だなー!」となってきます。この途中には深夜電力でレンガを電気を使って温める蓄暖なんていう巨大ヒーターも出現しましたね。

熱源はさておき(電気・ガス・灯油など)現在でもパネルヒーターは有効に使用されていますし、機器自体が  高効率機器に変わってきたり、蓄熱・蓄電機器が接続されたりとメーカーさんも工夫を凝らしながらその時代に合う商品を発売してきたようです。最近はヒートポンプ式○○なども多いですね!

シノザキの家は『そこに住まう家族が快適に癒される空間を作ること』をテーマに家づくりをすすめています。

だから、『家族』といっても老若男女、感じ方も個人差があるなかでその『家族ひとりひとり』が何を想い、何を感じ、何をいいと思うかがとても大切で、それを聞き取る力、それを踏まえた選択肢の提示と提案力がプロにはとても重要なファクターだと思っています。

 

今回おうちの建て主のK様は、とっても研究熱心で探求心の強い方でした。

いつもシノザキの家はイタリア製のペレットストーブを使うことが多かったのですが、今回使用した山本製作所製を探していただいたのはK様です。(ちなみにこの会社の庫内の気密性能は抜群に高い=3種換気に影響されにくい)

私が『ペレットストーブ一台で家全体が快適に暖まる方法』を考えたのが今から6年前になります。

人の気持ちを癒して炎までも見える輻射熱暖房+蓄熱性の高い木の繊維と壁体内結露を防止するアルミ付ウレタンのダブル断熱+床下も暖め家中に熱を巡らす3種換気+細やかな施工能力が求められる高気密の考えにも共感していただきましてたいへんご満足いただいての昨日のお引渡しとなりました。

そうそう、、、今回はK様のご希望もあり気密測定も行いまして、毎回同じくらいの数値ではありますがC値は0.4を少し切るくらいの結果でした。

いろいろな工夫をしながらバランスを考えすべての素材や家を快適にする機械をうまく作用させることが「ペレットストーブ一台で真冬の暖房を可能にする術だと思います。

薪ストーブでも可能なこのローテクなシステム。ご興味がございましたら、ぜひ『しのカフェ』に遊びにいらしてくださいね。

↑山本製作所製 ペレットストーブ

 

余談:家づくりは性能だけではありません。デザインも生活提案もその人の心に感じるオーラ(大げさか、、、)もとても重要です。その辺も今後このブログにて!

でも次回は『しのカフェ』ってなあに!? にします。